上原浩治に聞く Q.26 30代にやっておけばよかったと思うことはありますか?
今年41歳を迎える上原投手、振り返って30代に思うことは?
今年41歳を迎える上原投手。20代、30代と輝かしい栄光と実績を積み重ねてきた。それでも「やり残した」と思うことはあるのだろうか? いまだからこそ、語ることができる上原投手の「30代論」。
書き留めておけばよかった
――30代にやっておけばよかったなっていうことはありますか。
30代? ……そうか、もう30代終わったんだな……(笑)。そう言われると、歳をとったなあ(笑)。
でも野球に関して言えば、もっと勉強をしておけばよかったな、とは思いますね。
――これだけいろいろ考えていてもですか?
はい、もっと勉強しておけばよかったし、やっぱりもっと練習しておけばよかった。それは思います。
――その勉強というのは、メカニクス(投球フォーム)とかそいう技術的なことですか?
もちろん体のこともそうですし、配球とかそういう技術や試合での実践的なこともそう。あとやっておけばよかったな、と思うのはそういうことをノートかなにかにそうした考えや、経験したことをまとめて書き留めておけばよかった、ということですかね。
とはいえ、結局、試合になったら直感を信じてやっていくしかないんですけどね。
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